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★果たして続けられるのか

苦い

半端じゃなく、苦いです。漢方を煎じている時点で、強烈な匂いが漂います。
ちょっと味見をしただけで、飛び上がる程苦いです。
果たして、娘がこれを1日にコップ1杯も飲み続けられるのだろうか、と思いましたが、もうその当時は、必死でした。

娘も苦さに驚きを隠せなかったのですが、このアトピーが治るのならどんなことでもできる、しなければならない、と覚悟を決めているようでした。

不思議や不思議、それから毎日1年半も飲み続けていると、すっかり慣れてしまい、拒絶どころか、飲み忘れるとなにか落ち着かない、というくらいまでになってしまいました。

決して好んでおいしいから飲みたいという感覚ではないのですけどね。
私の娘は苦さはクリアできました。良かったです。これが無理だと、いきなり漢方療法への道が絶たれてしまうところでした。

漢方の錠剤というものもあるらしいのですが、薬剤師の先生は断然煎じ薬のほうが効き目があると勧めてくれました。

高価

一日分525円。一ヶ月で15750円。紫雲膏などの塗り薬をいれると、合計で月18000円近くになります。根治までに最低3年はかかるといわれておりましたので、この金額は貧しい我が家にとって、家計を圧迫するものでした。

でもその時、こう考えました。娘は、高校進学の時、学費のかかる私立でなくて、公立の高校に決めてくれました。それが私学になったと同じようなもの。病気を治すのにお金のことが大いに気になるのは、親として情けないものですが、それが現状でした。
これでほんとうに完治できれば、安いものです。

それに今では当初の3分の1量の金額ですんでいます。

手間

3日に1回は漢方薬を煎じなければなりません。しかも、一回煎じるのに、小一時間かかります。これは、ただでさえ貧乏暇なしで忙しい私にとって、一番のネックとなりそうでした。

最初のころは、わらにもすがる思いでしたので、全く苦にならなかったです。むしろ、コトコト薬を煮込んでいることで、愛情もいっしょに煮ているような、勝手に自己満足していたような。

ところが、どうして、人間には慣れがあるのでしょう。慣れてくると、やたらと3日が過ぎるのが早く、また仕込まなきゃ、と面倒になってしまうのです。(一度煎じたものは冷蔵庫で3日間、日持ちするので)

そこで私は、ある時、倍の6日分を仕込んで、そのうち半分を小分けにして、冷凍してみました。
冷凍しても、効果かわらないんじゃないの?と勝手に想像して、物は試しでやってみると、正解でした。別にアトピーの症状が悪化したわけでもなく、今まで同様、少しずつ良くなっていったのです。

だいぶ楽になりました。そして今では、そのやり方で、12日分をまとめて仕込んで、3日分を冷蔵庫に残して、あとは1日分ずつ小分けにして冷凍しています。(ちなみに、薬剤師の先生には内緒ですけど…。)

そうこうして、結局続けることができましたよ。
めでたしめでたし。                   治るまでの経過


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